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株式会社ダイイチ()は、北海道帯広市に本社を置くスーパーマーケットチェーンである。 ==歴史・概要== 1958年(昭和33年)7月に〔結城智里 神戸大学経済経営研究所附属政策研究リエゾンセンター 日外アソシエーツ編集部編 『企業名変遷要覧』 日外アソシエーツ、2006年1月。ISBN 978-4816919626〕若園栄が発起人となって帯広の若手経済人など30人が出資して「株式会社帯広フードセンター」を設立し〔“スーパー 互いに切磋琢磨し発展”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2000年5月23日)〕、本店〔近藤政晴(2002年7月3日). “元気“発信”とかちの企業 ダイイチ・小西保男社長”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社)〕(後のダイイチ壱号店)を帯広市西1条南10丁目に開店したのが始まりである〔。 この店舗は、北海道内初のセルフサービス方式のスーパーマーケットであった〔。 この設立と開業は、セルフサービス方式によるスーパーマーケットを紀ノ国屋が東京で日本で初めて開業したことに刺激を受けたものであった〔。 初代社長には設立発起人であった若園栄が就任したが、1960年(昭和35年)に40歳の若さで心筋梗塞に倒れたため、寺西鉱一が2代目社長に就任した〔。 ところが、労働組合運動との衝突で経営陣が交代することになり、その選考を担う形となった医者の川上直平が社長に就任して経営に当たるようになった〔。 1966年(昭和41年)に帯広配送センターを開設し、1988年(昭和63年)に帯広市内に総菜センター開設するなど自社センターを活用した合理化にも早くから取り組んでいる〔近藤政晴(2002年7月3日). “元気“発信”とかちの企業 ダイイチ・小西保男社長”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社)〕。 その後は帯広市内などへ店舗を展開し、「フクハラ」や「いちまる」、「オーケー(フジトモ)」と並ぶ帯広の地場資本のスーパーマーケットに成長した〔。 なお、この4社の間では出店する地区を事実上すみ分けて商圏が重なることに伴う過当競争を避け〔酒井 花(2002年12月31日). “22―2121 この1年(9)札内スーパー競争”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社)〕、共存共栄する暗黙の合意があったと言われており〔、結果的に1999年(平成11年)の北海道内のスーパーマーケット上位20社に「フクハラ」と「いちまる」に加えて当社という帯広地区3社が入ることになった〔近藤政晴 (2000年12月31日).“いちまるとラルズ提携 流通戦争の厳しさ実感」”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社)〕。 また、2000年(平成12年)前後から従来の売場面積約200~300坪の店舗を閉鎖して、売場面積約500坪規模の店舗に置き換える店舗のスクラップアンドビルドし、他社の大型店との競合が激化に対応しようとしている〔安田義教(2011年5月27日). “【リーダーの視点】ダイイチ 小西 保男社長”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社)〕。 その結果、2011年(平成23年)5月には中小型店は19店中5店まで減少した〔。 なお、この間にJCBと提携して日本国内のスーパーマーケットでは初めて非接触型ICカード(QUICPay)を付加し、会員カードとクレジットカードの機能をも併せ持つ「ダイイチQUICPay(クイックペイ)/JCBカードLINDA-mia」を導入することになり、2006年(平成18年)5月20日から加入受け付けを始めることになった〔植木康則(2006年4月23日). “ダイイチ IC決済カード導入 JCBと提携 スーパーで国内初”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイイチ (帯広市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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